約 2,150,131 件
https://w.atwiki.jp/doramadata/pages/88.html
藤岡浩二郎 演出:新・京都迷宮案内 名奉行!大岡越前(第2シリーズ) 京都地検の女 PS─羅生門─警視庁東都署 新・科捜研の女・第3シリーズ その男、副署長~京都河原町署事件ファイル
https://w.atwiki.jp/mekameka/pages/2971.html
書きかけ ARC STYLE フロジャンプッ!! ギルティギア外伝!? アークシステムワークス
https://w.atwiki.jp/gnome/pages/86.html
プロマシアミッション4章ラスト PM4-3 礼拝の意味 でーす 礼拝堂でNMを倒っすってものですが、 NMにたどり着くまでに、2種類の鍵が必要。 その鍵とは、次の2つ。 珊瑚の紋章のカギ Rare (Fomorが落とす、最低2個必要) 海獅子の紋章のカギ Rare (NM Keremetが落とす) そこで、日を分けて片方のフォモルのカギを最初にとってしまおうと考えました。フォモルはやっかいなので、、 第一陣:「珊瑚の紋章のカギ」を取る 日付 10月27日(金) 集合時間 23 00 出発時間 23 00 集合場所 タブナジア地下壕 リーダー ガニマ 推奨レベル 50 予定人数 6名 参加予定者 ブラウ (忍者) ガニマ (シーフ) ソラノ (黒魔道士) ノーム (狩人) よしぎゅーさん(黒魔道士) 第二陣:4-3をクリアする 日付 11月4日(土曜日) 集合時間 21 45 出発時間 22 00 集合場所 タブナジア地下壕 リーダー ガニマ 推奨レベル 50 予定人数 12名 参加予定者 ブラウ (忍者) ガニマ (シーフ) ソラノ (黒魔道士) エリシス (赤魔道士) ノーム (狩人) よしぎゅーさん(黒魔道士) はやめちゃん 11/4 礼拝堂を攻略してきました。レポートはこちら-- 地獄の礼拝堂 「礼拝の意味」大まかな流れ Formorを倒してカギを2つ以上ゲット タブナジアエリアで獣人を倒しまくって、Fomorの視線をリセット NM Keremetを倒して「海獅子の紋章のカギ」をゲット 2種の鍵を別々の人が所持し、礼拝堂のトリッキーな扉を開ける 扉の奥で、ゴーストNM3体を倒す ミッション「礼拝の意味」発生条件 まずPM4-2でオウリュウ倒したら、タブナジア地下壕J-6で報告を済ます タブナジア地下壕K-7でドアを調べる ミザレオ海岸H-4から【礼拝堂】へ フォモル(Fomor)について タブナジアエリアのフォモルは、通常ノンアクティブな敵ですが、一度倒すとアクティブになります。その状態を「フォモルの視線がある状態」といいまふ フォモルの視線をはずすには、タブナジアエリアの獣人を何匹か倒さなければなりません。 フォモルの視線が外れたか、外れていないかはタブナジア地下壕K-7(Resauchamet)との会話で判断することができます。 礼拝堂について レベル50制限エリアです 礼拝堂H-7には、でかい鍵穴(Large Keyhole)と小さい鍵穴(Small Keyholl)がありまして、そこに、「海獅子の紋章のカギ」と「珊瑚の紋章のカギ」を同時に差し込まねばならないというのが、礼拝堂の難所です。 同時に差し込むという行為を失敗すると「珊瑚の紋章のカギ」はなくなってしまうのです。 ゴーストNMの3体は、「F-5,G-5,H-5,F-11,G-11,H-11」のいづれかに出現します。 礼拝堂を攻略する際、フォモルの視線は危険なのではずしておく必要があります。 アライアンスは可能なようです。 参加希望や質問はコメントください。 金曜ですが、少し遅れるかも 前日にタブナジア地下壕でログアウトしておきます -- Blau (2006-10-26 03 36 21) モシ良かったら、27日(金)は、召喚士でいってもいいかな?NM当日は、指示されたジョブでいきますので・・(-_-;) -- そらの (2006-10-26 09 18 21) もちろんいいよ( ∇ ) -- ghanima (2006-10-26 10 10 51) そういえば、ページに書いてあるジョブですが、「指示」しているわけじゃないです、ただのコピペなんです(-_-;) ごめんさい -- Gnome (2006-10-26 17 11 23) 空とか海とかで忙しいけど暇だったら手伝いまs・・・ -- Vaucralout (2006-10-26 22 25 28) あいあとうございます(´・ω・`) 少し自慢入ってますねw -- Gnome (2006-10-27 00 26 48) まぁ、その辺はスルーで【許してください。】w -- Vaucralout (2006-10-27 00 46 58) ゴースト戦・・アラでいきません? 日時が確定したらサチコメに募集して、アラでいける様にするってのは、どうですか? -- そらの (2006-10-27 08 24 28) そうね、最低でも12人ほしいですねぇ。 -- ghanima (2006-10-28 10 15 22) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hakomx/pages/4.html
MXの意味 MXとは本家サイト、Mirale eXprienceのMXをとったものである。 しかし、なぜMEではないのかは不明。ちなみにMiracle eXprienceはミラクル イクスピラィエンスと読み、意味は奇跡体験らしい。
https://w.atwiki.jp/jibunwoikiru/pages/15.html
あなたの身の回りで起こる出来事の意味はなんでしょうか? 毎日、あなたの周りではいろんなことが起こると思います。 そうした出来事の意味を考えたことはありますか? 毎日毎日、苦しいことばかりですか? 楽しいことがありましたか? 悲しい出来事がありましたか? それらはすべて、いいことでも悪いことでもありません。 出来事にもともと意味があるのではないのです。 起きたことに意味をつけるのはあなた自身です。 例えば、忙しくてお昼を食べ損ねたとしたら。 ある人は、楽しみにしていたランチが食べられなかったので その出来事は悪いことと判断します。 他のある人は、ダイエット中だったので、 摂取カロリーが減らせて、まぁ良かったかなと判断します。 こんなふうに、どんな些細な出来事も それに意味や価値をつけているのはあなた自身です。 次に起こる出来事に、あなたはどんな意味をつけますか?
https://w.atwiki.jp/tsuvoc/pages/895.html
筑紫浩二郎 ちくしこうじろう (実・OhD, 93-95)LFのD。昼班に異動後復帰したが、ジャンケンファイトで8万円を出してしまい、今度は営業に飛ばされた。現在も第一営業部に所属しているらしい。
https://w.atwiki.jp/shibumakubungei/pages/116.html
初恋ギルティ タイトル:初恋ギルティ 作者:熊谷 春樹 掲載号:2014年新歓号 零 生きることは犯罪だ。 食物連鎖などと呼ばれるサーキットに代表されるが、結局のところ人間は何かの命を殺さないことには生きることができない。またそれは動植物に限らず、時と場合によって同じ人間すらも殺す。極論かつ曲論を言えば、僕達が喉の渇きを潤すために飲む水は、ひょっとすれば今まさに世界のどこかで水不足に殺される人間の口に入るべきものだったのかもしれないわけで。つまり間接的どころか刃物で喉元を掻き切る行為もさながらに、日常的に僕達は人を殺しているわけで。 それを思えば、僕達の一挙一動が全て他人の死を踏み台に生きる利己主義の結晶であることを思えば、その罪業の深さは計り知れない。一分一秒の人生を過ごすというただそれだけで、摘み取ることのできない罪が積み重なっていくのだから。 しかしそれが当然だ。見知らぬ他人の生より自身の生を優先するのが当たり前だ。ニュースで見るどこかの誰かさんの死は統計にしか過ぎないのが基本だ。要するに生ある誰もが冷血であるのがデフォルトだ。 罪に罪悪感を覚えるならば、それこそ死ぬという隘路を選択する他ない。 最も賢い道は自分の罪深さに目を瞑り、葛藤も深慮もせずのうのうとぬけぬけと生きていくことだ。生きるためには仕方ない、そう言い訳しながら。 そして最も幸福な道は、自分の罪深さに最初から気付かないことだ。そりゃあ葛藤も深慮もしないだろう。言い訳だってしない筈だ。だって――何も、知らないのだから。意図的に目を瞑る必要などない、そもそも見ている方向が違うのだから。 しかし例えば、死という隘路を歩んで尚罪を犯し続ける人間がいたならば、きっとそれは。 傍迷惑であり存在悪だ。 規格外であり埒外だ。 暴虐的であり自虐的だ。 そして何より、絶望とも換言し得るに違いなく。 さて、はじめに言っておく。この物語はバッドエンドだ。誰一人として救われず、誰一人として報われない。登場人物全員が全員、不幸な目に遭う悲劇以上惨劇未満の何かだ。それでも話を紡ぐとすれば、僕が一人の少女に出会った日に遡る。 一 私立白墨高等学校。 僕がその校門を抜けたとき、既に時刻は午前十時。明らかに規定された登校時間には間に合っていない。そして僕は今日からこの学校に通うことになった高校二年生、所謂編入生というやつで、つまりその二つの前提が示すは僕は転校初日から遅刻をかましてしまったという衝撃的な事実である。 昇降口の下駄箱の前で上履きに履き替え、校舎に上がり込んだ。目指すは僕が在籍する二年A組の教室。生徒総数は僕を加えて三十五名、内訳は男子二十名と女子十五名。 閑静な廊下を歩く。 そう、閑静。 いくら現在が授業時間中だからといって――静かすぎる。講義をしている筈の教師の声すら聞こえないのだ。それは、健全な教育機関にはあるまじき不審な現象だった。 僕はなんとなく目についた、「一年C組」というプレートを提げている教室のスライド式扉を、不必要な程荒々しく開けた。比較的尋常じゃないボリュームの音が鳴ったが、まぁいい。 僕が見たその教室の中には――誰一人、人間がいなかった。 通学用のカバンなども置かれていないことから、移動教室といった類の原因ではないことがわかる。どころか、最近人がいたような気配がまるで存在しない。並べられている机の一つ、その表面を指でなぞると、うっすらと埃が付着した。生徒が日常的に使っているなら、まずそんなことは有り得ない。 「こりゃシュールな光景だ……」 人のいない、平日真っ昼間の学校。 僕はそう呟き、その教室を後にする。 別段ここは廃校になっているわけではない。僕が編入手続きを行うことができたのがその証明である。じゃあなぜ人がいないのか、といえば。 全校生徒六百三十二名が登校拒否。 教員全員がストライキ。 生徒の登校義務と教師の教育義務が免除されている、在籍しているだけで卒業資格を得ることができる学校。 それが、私立白墨高等学校である。 創設から二十年程経つこの学校だが、最初は全く普通の高校だったらしい。それがつい最近、具体的には二年前、ぱったりと生徒達の登校が途絶えた。恐らく世間には知られていないだろう。学校とは非常に閉鎖的な施設であるため、外部と接触する人間すらもその職務を放棄している状況にあるこの高校は、内情が自然ひた隠しになる。 あ、いや、違う。どこにでも例外というものはいるもので、先程言ったのは正確ではない。この学校にも、たった一人だけではあるが毎日登校している生徒がいる。勿論六百三十二という分母が大きすぎるため、殆ど誤差と言えるのだが。 僕は階段を上がり、二年生の教室がある三階へ移動。階段から一番近い教室が二年A組だった。 ゆっくりと教室のドアを開け、中に入る。当然の如く無人だった。ここでお約束的に「この学校に登校している唯一の生徒、それが二年A組にいたのである!」なんて展開、現実ではなかなかないのだ。 「なんだかねぇ……」 出席者の存在しないこのクラスにおいて席順などという制度が機能している筈もなく、僕は適当に窓際の後ろから二番目の席に腰を降ろした。机の右サイドに取り付けられているフックに通学バッグを掛け、一息。 バッグのジッパーを開け、今朝登校の道すがらコンビニで買ったビニール袋を取り出す。中身はサンドイッチとペットボトル入り緑茶。早めの昼食と洒落こんだわけだ。 こう、コンビニで買うサンドイッチというのはどうも費用対効果が釣り合っていない気がしてしまう。同じ値段で簡単な弁当などが買えてしまうためそう思うのかもしれない。元々サンドイッチは手軽さに重きを置いた食品らしいので、ボリューム感というか食事っぽさに欠けてしまうのはやむかたなしだろう。 そんな益体のないことを考えている内に昼食終了。ペットボトルの蓋をきつく締め直し、サンドイッチのゴミ共々元のビニール袋に入れ直す。そして持ち帰って捨てるためにカバンに突っ込んだ。教室の隅にゴミ箱は設置されていたが、どうせそれだって最終的に処理するのは僕以外いないわけだし、同じようなものだろう。 「さて、会いに行ってみますかね……その、登校してる唯一の生徒、とやらに」 僕は立ち上がり、教室を出る。カバンは放置だが、別に構わないだろう。盗まれても困らないというより盗んだ方が困るようなしょぼいものしか入っていない。そもそも今この学校には盗める人が一人しかいないわけで、これから僕がその一人と会おうというのだから、安全なことこの上ない。 僕は階段を降りて一階を目指す。かの生徒は二年A組でないのは勿論、それどころかどのクラスにも所属していないらしいのだ。 一階の廊下を闊歩し、様々な教室を横目に捉えた。無人の職員室。無人の事務室。無人の会議室。無人の自習室ときて、その次の部屋。保健室。その前で僕は立ち止まった。 毎日登校している生徒。性別は女子。現在第二学年。しかし彼女が通うのはクラスではなく――保健室。 保健室登校児。 それは彼女自身の病弱さに起因するらしく、入学当初からずっと保健室と自宅を往復する生活を送っているようだ。 コンコン、とドアをノック。そのまま暫く待っても返事などはなかったが、別に構わない。ドアに手をかけ、無遠慮に開ける。 そこには。 ベッドで上体を起こしたまま本を読む、一人の女の子がいた。 着用しているのは学校指定の制服。肩までの黒髪。少々たれた目はどこか冷ややかさを帯びている。透き通るように白い肌。折れそうなほど繊細な指先。たおやかな喉元。どこを取っても――想像以上に、恵まれた造形を持つタイプの人間だった。 「どうも」 とりあえず挨拶。人間関係、大切なのは第一印象である。 「……はじめまして」 彼女は読んでいた本に金属製の栞を挟み、ぱたんと閉じてそう言った。 二 彼女の名前は、篠崎未遂というらしく。 「私が入学した直後かな、誰も学校に来なくなったのは」 「それって、なんか原因とかわかるわけ?」 「はっきりとした理由なんてなかった筈だよ。あったとしても、ずっとここに引き籠もってる私にはわからないな。わからないし、それに、関係ない」 関係ない――何らかの拒絶のようで、何らかの宣告のようなそんな台詞を吐いた。 彼女は勝手知ったる他人の家とばかりに――否、保健室通いが長い彼女にとって、ここは既に自分の家と言って差し支えないのかも知れないが――ポットで湯を沸かし、それを日本茶のティーバッグが入った湯呑みに注ぎ、僕の前に出してくれた。そして再びベッドに入ってしまったため、僕はその近くに背もたれのない椅子を動かし、座る。 「じゃあ、なんか原因があったと仮定して――それを考えてみようか」 「嫌だよ、めんどくさい」 「うるせぇ考えろ」 は、つい女の子相手に乱暴な言葉遣いをしてしまった。失言、失言。 猛省する僕を余所に、彼女は顎に手を当て視線を横に逸らすという、わかりやすく「考えています」的ポーズをとっていた。別に僕に怒鳴られたからでもないのだろうが。どちらかといえば、この子が言う「関係ない」や「めんどくさい」は、字面通りの冷淡さの他に会話の枕としての意味合いを持っている気がする。その辺、人と適当に会話している、と言うのだろうか。 「『失言』って書き下すと『言を失う』だけど、そう聞くと失言した側の言い訳っぽいよね。実際は何も失ってない癖に」 「脈絡がないな……」 考えている振りをして、まぁ考えていたのかもしれないが、しかし僕の投げ掛けた質問についての回答を考えていたわけではなかった。別に僕とて是が非でも生徒達の不登校理由を探りたいわけではないし、いいと言えばいいのだが。 通知表に「人の言うことを聞かない子」とか書かれるぞ。 書く立場の教師も不登校なのだけれど。 「しかしそれは些か批判的過ぎないか? 『言を失う』って言えば、自分が失言したことに気付いてそれに恥じ入っている、日本人らしい謙虚さと奥床しさを感じるだろ」 「その割に『失う』ってニュアンス的には若干恣意性に欠けるよ。失言を悔やんでることを表明するなら、もう少し能動的な動詞が適切じゃない?」 「じゃあ篠崎さん的に、失言した状況はなんて表現すべきだと思うわけ?」 「うーん」 再び考え込むような仕草。それは非常に可愛らしく、見ている限りは眼福なのだが、さて、一体彼女は僕の無茶振りに対しどのように返すのだろうか。 「……殺言?」 「物騒!」 楽しい会話だった。 同時に、生産性のない会話でもあった。 しかし彼女、感情が表に出にくいのかずっと無表情をキープしているが、注意深く伺うと最初会った時に比べどこか和らいでいるような気もする。僕と少しは打ち解けてくれたという証だろうか。或いは単純にこの雑談を楽しんでいるだけかもしれないけれど。 「そういえば『雑談』っていう熟語も、漢字だけ見たらイメージ悪いよね。雑木とか雑煮とかもだけど。雑煮、雑煮って。私が雑に煮たとでも言うの? 嫁姑問題的なバックグラウンドが目に浮かぶよ」 「想像力が要求される比喩だね……いや、どうでもいいけど」 そう、そんなことはどうでもいい。僕の質問はなぜ白墨高校がゴーストスクールと化したのかである。 「別に、登校しない理由とかどうでもよくない? 関係ない他人のことだよ」 「篠崎さん。思考停止は状況次第で英断だけど、一般的には怠慢だぜ。関係ないとか寂しいこと言うなよ、同じ学校に通う仲間じゃないか。君自身、良い気分じゃなかっただろ? 誰もいない学校に二年近く通い続けるなんて」 「まぁ、良い気分ではなかったよね。でも重い気分でもなかったし、むしろ気軽だった。皆が登校しないのが私のせいとかなら、そうはいかなかったにしてもね」 僕は言い返す言葉を失い、冷めかけている湯呑みを傾けた。 彼女は白墨空洞化現象について、自身に責任がないと信じきっている様子だ。実際、彼女は何もしていないのだろう。 しかし。しかしだ。 誰が何をしていなくても――何かがどうにかなることはある。 六百三十二人の生徒プラス数十人の教職員、その全てが学校に来なくなるという明らかに異常な現象。その中で唯一普通に登校している生徒、篠崎未遂。 異常な状況において普通な行動を取る。それは――ある意味真に異常と言えるのではないだろうか。 さらに言うなら、この学校に人が来なくなったのは二年前。 即ち、彼女が入学した直後。 その事実にきっと彼女は思い至っていない。 まぁこれは後に転校してきた僕ならではの見地であり、異常事態のまさに渦中にいた彼女にとってはなかなかに発想しづらい可能性ではあったかもしれない。どれだけ「それらしい」出来事があったとしても、「偶然」の一言に集約できてしまうのは世の常だ。 とにかく彼女とのコミュニケーションも、とりあえず今日はこれくらいでいいだろう。 収穫は、あった。 「じゃ、篠崎さん。僕はこの辺で帰る。明日また来るよ」 僕は立ち上がって湯呑みの中身を一気に口内へ流し込んだ。それを見た彼女は少々慌てたがそれを気取られたくないというような、それでいて数瞬だけ逡巡するような素振りを見せたが、おずおずと言った。 「本当?」 「本当だけど」 「嘘じゃない?」 「嘘じゃないけど。……なんだ、やっぱり寂しいの?」 一人が寂しいという感覚は僕にとっては無縁だが、しかし理解できないという程でもない。というか、なまじ僕が今日訪れてしまったがために、人恋しさのようなものを思い出したのかもしれない。もしそうなら申し訳ないことをしたものだ。 「寂しく……は、あるよ」 おや、意外に素直。ラブコメのヒロインを務められないくらいには。 「私、人と会うこと自体久し振りだから」 彼女はあくまで保健室登校児であり、保健室に寝泊りしているわけではない。必然的に毎日家に帰り、その度に両親に会う筈だが、その口振りではまるで。 「私の親は二人とも死んだよ。今は家で一人暮らしだから誰とも会わない」 「……そうなんだ」 悪いこと訊いちゃったね、と申し訳程度に謝っておく。別に僕から尋ねたわけではないので、謝る筋はないのだが。 「大丈夫だよ。ちゃんと明日も来る。なんなら、メルアドでも交換するかい?」 「私携帯とか持ってないから」 「あ、そう……」 今時の女子高生としては珍しい。しかし、ひょっとすると僕のアドレスを電話帳に登録するのが嫌でそう断っただけかもしれないので、詳しくは突っ込まないでおく。 「じゃあね」 僕はくるりと半回転、そのまま歩いて保健室を出た。 二年A組の教室にカバンを取りに行きつつ、思う。 僕は確かに明日も彼女に会いに来るつもりだけど――それが最後の邂逅になる確率は、高い。 三 「はい、お土産。あー、それともこの場合はお見舞いと言った方が正しいのかな?」 翌日。僕は再び保健室を訪れ、予め購入しておいた箱入りのお菓子を手渡す。すると彼女はまず鼻を近付け、くんくんと匂いを嗅いでいる様子だった。君は犬か何かか、と思ったが、やはり人間の嗅覚で箱の内容物を特定するのは不可能だったようで、諦めてお土産用の包装を丁寧に解き始めた。 彼女は包装紙を破ることなく器用にセロハンテープを剥がしていく。僕はこの作業が苦手だ。大抵テープを縦に裂く。いや、そうでなくても包装紙などどうせ廃棄するわけだし、破るなり千切るなりした方が合理的だというのは理解しているのだが。 一分と経たず無事に箱本体が取り出され、彼女はその蓋を開けた。 「……荻の月?」 「萩な、萩」 ベタなニアミスだった。 どうやら彼女は知らないようだが、全国的に知名度は高めのお菓子だと思う。スポンジでカスタードを饅頭のように包んだ、仙台銘菓萩の月。 彼女は箱の中から萩の月が入った箱を取り出し(過剰包装なのだ)、さらに箱を開けビニールに包まれた萩の月を取り出し(過剰包装なのだ)、ビニールを取っ払って一口。そして感想は簡潔に一言。 「……ペコちゃんのほっぺ?」 「それは仙台に失礼だろ」 「それは不二家に失礼だよ」 ごもっともだが。 ごもっともだがしかし、歴史あるブランドの菓子とあのようなリーズナブル過ぎる菓子を同列に並べるなと苦言を呈したい。 因みにペコちゃんのほっぺとは、スポンジでカスタードを饅頭のように包んだ不二家から発売されているお菓子である。 ……あれ、デジャヴが。 「ていうか篠崎さん、僕にお礼の言葉の一つでもないの?」 いかにも恩着せがましい台詞になってしまったが、一つ目を食べ終えるなり間髪入れず二つ目に手をかけた彼女を見かねての発言だった。 篠崎さんは微妙に嫌そうな表情を浮かべつつ僕に頭を下げた。 「……有り易う」 「そんな日本語ねぇよ」 正しくは「有り難う」。確かに僕が彼女にお土産を買っていくだけのこと、有り易い現象だけれど。 「参考までに訊くけど、篠崎さんが好きなお菓子って何?」 「甘いものよりしょっぱいもの、洋菓子より和菓子、さらに高級嗜好の私としては……うん、まぁ、エンゼルパイだよ」 「エンゼルパイか」 全部の逆行ったけどな。 「僕はエンゼルパイよりチョコパイ派かな」 「その薄汚ぇ口を今すぐ閉じやがれ」 「どうした急に」 キャラ変わってるぞ。パイのことになると豹変するキャラとか聞いたことがない。聞きたくもないけど。 ちなみにエンゼルパイは森永から発売されている、マシュマロをビスケット生地で挟みチョコをコーティングしたお菓子。それに対しチョコパイはロッテから発売されている、クリームをビスケット生地で挟みチョコをコーティングしたお菓子である。 「エンゼルパイの発売は千九百五十八年。一方チョコパイの発売は千九百八十三年。おい、もう言い逃れ出来ねぇぞ。これはパクリと言われても仕方ねぇよなぁ、ボケが」 「いや、口悪いな」 しかしエンゼルパイの方が二十五年も発売早かったのか。知らなかった。別にいいけど。 「大体チョコパイってネーミングからしてどうよ? エンゼルパイだってチョコかかったパイだろうが、あぁん?」 「君はチョコパイに何か恨みでもあるのか?」 ていうか怖いよ。今まで表情のバリエーションに乏しかった女子が思いっきり顔を歪ませてチンピラさながらに凄む様子。引くよ。 「……はっ」 そんな感嘆詞と共に、不意に我に返った篠崎さん。やや演技過剰気味に周りを見回しながら言う。 「ここはどこ? わっちは誰だっちゃ?」 「こっちが訊きたいよ」 「おや、あなたは確か桜田くん……?」 「違うよ。確かさの欠片もないじゃないか」 おや、じゃねぇよ。 桜田くんって擦ってすらないし。 「前髪が鬱陶しい桜田くん?」 「だから桜田じゃない……って、え、僕の前髪って鬱陶しかったの?」 確かに男子にしては長い方だと思うけれど。 「じゃあまさか、桜田ファミリアくん?」 「黙れ」 ぞんざいにあしらってみた。 「ひどい、傷ついた。自分探しの旅に出るよ」 「どこに?」 「東尋坊」 「メンタル弱っ」 福井県東尋坊。 自殺の名所と名高い崖である。 「そういえば私は昔『尋ねる』っていう言葉は卑猥な意味だと思ってたんだよ。エロって入ってるから」 「篠崎さんの感性はどうも独特だよね……」 というか脳内が思春期過ぎる。ヨという片仮名はどう解釈するのだろう。 「その路線で考えると東尋坊って牧歌的だよ。東のエロいお坊さん」 「お坊さんがエロい時点であんまり穏やかじゃないけど」 まぁ今時禁欲を厳格に遵守するお坊さんも少ないかもしれないが、そこら辺は言葉の綾というか感覚的な会話という奴だ。 「エロい僧侶でも日本が平和な辺り、すごく穏やかと言えるんじゃないの?」 「なんだか縁起説の否定っぽいね、それ。人生万事塞翁が馬って言うじゃないか」 「そういえば小学生の時、『磁石のN極とS極は引き合う、ではN極同士またはS極同士を近付けるとどうなる?』っていう先生の質問に対して『桶屋が儲かる』って答えた同級生がいたよ」 「馬は馬でも馬鹿だったか」 「いや、当時から風が吹けば方式を解していた小学生と思えば、なかなか頓智も効いてるし侮れないよ」 「なるほど、その子はダークホースだったと」 「親が厳しい人で、幼い頃から教養を付けさせられてたのかも」 「サラブレッドでもあったんだね」 「ていうかさっきからやたら馬に絡めたがるけど、どうしたの?」 「そりゃ勿論、うまいことが言いたかったからさ。……馬だけにね!」 決まった。 密やかなる達成感と共に、黙って彼女とハイタッチを交わした。そう、篠崎さんからの的確なパス無くしてはこのやり取りは成り立たなかったのである。ある意味初めて僕らの心が通じ合った瞬間と言えるだろう。 話に落ちがつき一段落したので、僕も萩の月に手を伸ばした。彼女への差し入れではあるが、元来の所有権は僕にある。許されないという程ではない筈だ。 未だ興奮冷めやらぬというコンディションではあったものの、僕は自分にも聞こえない程小さな声で呟く。 「……合縁奇縁、か。確かに世の中何が何に繋がるかわからない……蝶が羽ばたけば竜巻が起こることもある……」 「ん? 何か言った?」 いやいや何も、と答えた。 萩の月を一個全て咀嚼し嚥下した後に、僕は立ち上がった。篠崎さんは怪訝そうな表情で僕の顔を覗き込んできたので、 「トイレだよ。一緒に来る?」 などと嘯いた。僕は保健室を出て、しかしトイレには向かわない。それは教室を出るための単なる口実に過ぎなかったからだ。 壁に背を凭れ掛け、昨日初めて彼女に出会った時からある程度の確信を持って何度も頭の中で反芻した一つの仮説、それがどうやら正答であるようだと結論付ける。 一つの仮説、それは即ち。 篠崎未遂。 彼女は。 自分が既に死んでいることに気付いていない。 四 いや別に「彼女は精神的に死んでいるのだ」とかそんな観念めいた話がしたいわけではなく、彼女は実際に命を落としている。死亡が確認されている。鬼籍に入っている。 つまり今保健室にいる彼女は、篠崎未遂の亡霊か幽霊のようなものなのだ。実際の彼女の肉体はどこぞに埋葬されている筈なので、そうと言わざるを得ないだろう。 彼女が死んでいるという事実の裏付けは幾つかある。 透き通るように白い肌。初対面の時僕がそう評した彼女の色白さだが、その白さは――病的と言っていい。体温が宿っているか怪しい。それこそ、死体のように。 そもそも前提からしておかしいのだ。両親が死んだため一人暮らしをしている、などと彼女は宣った。が、保健室登校を余儀なくされている彼女が単独で日常生活を送ることなど果たして可能だろうか。 さらに物的証拠がある。彼女の死亡記事が掲載された新聞だ。日付は――二年前。地方欄に小さくではあるが、篠崎未遂という女の子が闘病の末死んだ旨が載せられていた。昨日の内に図書館から拝借し、二年A組に置いてあるバッグに入れて持ってきた。 後付け的だが、白墨空洞化だって彼女が生きていない証拠になり得る。学校に誰も来なくなるだなんて、そんな現象を生きている人間が引き起こすのは不可能である。何が何に繋がるかわからないと言えど、そんなのは当然。 死人の仕業に決まっている。 白墨空洞化は理由ではなく、彼女が死んでいるが故の副次的な結果なのだが。 彼女は死人として保健室に存在している。 だからこそ周囲を歪ませる。自分以外の全ての人間をねじ曲げ、歪曲させ、狂わせて、不幸や数奇へ叩き落とす。 だからこそ白墨に人が来なくなる。 両親も死んだ、と言っていたがそれだって恐らくは、普通の死に方ではなかったのではないだろうか。 狙ったわけではないのだろう。 自分に責任が無いと言う彼女の表情に、嘘をついているような曇りは含まれていなかった。 だから、気付いていないのだろう。 自分が死んでいることに。 自分が死に至った経緯や、保健室にいる時以外の時間の経過などは、きっと本人の中で矛盾のないように処理されている。無意識による記憶の改竄、みたいなことをしているのだろう。 そりゃそうだ。 僕だってそうする。 自分がここに存在するだけで自分以外の迷惑になる。そんな状況、とても正面から見据えられない。きっとその状況に陥ってしまったら。 目を逸らす。 目を背けて、 目を瞑る。 彼女には罪がある。 白墨に通う他の生徒をはじめ、教員や両親、彼女に近付く遍く人間生物を――歪ませ狂わせ曲げた罪。 それは彼女が存在することに起因する。 そこにそうしているだけで、犯罪。 彼女にとって、その罪を自覚するのは地獄の苦しみだろう。今まであなたは見知らぬ他人で出来た道を踏み付けて歩いてきたんですよ、なんて指摘は彼女の無垢を破壊し、純粋を蹂躙し、無罪を有罪にする行為に他ならない。 確かに彼女は自己利益を優先し、利他を排した。 だがそれを、誰が責められる? 自分が存在するために利己的な行動を取る。そんなの、全人類共通の本能じゃないか。 だから僕はそれを責めない。 しかし。 僕も僕とて利己主義だから、僕の正義を振りかざす。 死人が存在するなんて、僕はやっぱり看過できない。 彼女に彼女が犯した罪を教えに行く。 死に損なった彼女を、もう一度殺しに行く。 僕は保健室を出た後、三階の二年A組の教室へ向かった。 がらがらと引き戸を開け、窓際の後ろから二番目の席へ寄る。保健室へ行く前に置いていった、僕の通学カバン。ジッパーを開け、中から新聞を取り出した。 彼女の死亡記事が取り沙汰されている、二年前の新聞。 これを彼女に見せる。 その先どうなるかはぶっつけ本番だが。 彼女はそれを聞いて、どんな気分になるのだろうか。 そんなことを思いつつ、僕は教室を出ようと振り返った――まさにその時だった。 ビキ、と石がひび割れたかのような音。 音源はどこだ――と探している内に、突然右目に異物が入ったことを察し目を閉じた。閉じなかった方の左目で、上――上方。を。確認する。 天井に、亀裂。 それを知覚するかしないかという瞬間、爆音が響く。 ――天井が崩れ落ちる。 これ以上ないくらい簡単にその推測が立った。僕の身体能力は一般的な男子高校生のそれだ、瓦礫が落ちてくるより先にこの教室を出ることは不可能。咄嗟に近くの机の下に潜った。 この判断は普通の人間にしては素早いものであると自負するが――それでもまだ、遅かった。机の下に全身が隠れるより先に天井が瓦解、重力に従い落下。 急所を最優先で守ったのが功を奏したと言えるのだろうか。天井から落ちてきた瓦礫の一つが炸裂したのは僕の脳天や胴体ではなく――机で遮られなかった僕の左足だった。 「いっ――――てぇぇぇぇ!」 そんな叫びも、教室の床や机に崩れた天井が激しく打ち付ける音で掻き消されただろう。瞬く間に視界が瓦礫と砂煙で覆われ、僕は机の下の空間に閉じ込められたような状態になる。 暫くの後、静かになった頃を見計らって瓦礫の下敷きになっていた左足を引っ張り出した。石の塊が三メートル上から落ちてきたのだから当然と言えば当然だが、骨折しているようだった。まぁ、死ななかっただけ運が良かったと言えよう。 僕は身を潜めていた机ごと体を持ち上げる。机には瓦礫が積み重なっていた上に左足を怪我して踏ん張れなかったので、かなり辛かったがなんとか机の下から脱出できた。 教室にはまだ砂塵が舞っていた。それを手で払いながら瓦礫の上を歩き、ドア付近へ移動。内側から瓦礫で圧力がかかっているためかドアは数センチしかスライドせず、仕方なしに肘打ちで外側に倒す。同時に僕も倒れながら廊下に出た。 多少むせこんだ後、右手に持ったままの新聞に埃が付着していたのではたいた。続いて着ている服の汚れも落とす。 さて。 この現象も、彼女の影響だろうか。 彼女に死の事実を突き付けようとした時天井が崩れてくるなんて、余りにタイミングが合いすぎている。第一子供の集まる学校という施設において、たかが二年メンテナンスをしなかった程度で天井が崩れるわけがないのだ。 僕は右手を床について、ゆっくりと立ち上がる。思わぬ妨害を受けたが保健室に行くのをやめるというわけにはいかない。いやはや、骨折したこの左足で階段を下れるだろうか――などという心配は、結果から行って杞憂となる。 一歩右足を踏み出すと、足をつけた床が――沈んだ。 天井の次は、床か! 足元をちらりと窺うと、僕を中心にクレーターの如く床が沈下し凹んでいた。 僕がいた教室の天井が落ちてきた、ここまでならまだ偶然で片付けられる。でも、僕が出た先の廊下の床が抜ける――まるで僕を追い掛けているかのように。いや、「追い掛けているかのよう」なんて婉曲はやめよう。間違いなく、このアンラッキーは僕に照準を合わせている。 僕はついた右足で踏み切り、前方に跳躍するイメージで落下の回避を試みる。 リノリウムの床が豆腐のように脆く割れ、砕けていくのを視界の隅に捉えた。跳躍した先の着地点すらもあえなく崩れ、僕は二年生の教室がある三階から、三年生の教室がある二階へ。距離にして一階分、三メートル分の落差を体感しその勢いのまま二階の廊下に叩きつけられる―― だけならまだ良かった。 本来僕が叩きつけられる筈だった二階の廊下さえも――抜けた。つまり、落差は僕の予想の二倍。加速度も、それこそ加速度的に上昇。一階まで落下する。 「がはっ!」 内臓にダメージを負ったのだろうか、一階の床に背中から落ちると同時に僕は血を吐いた。脳がぐるんと一回転したような感覚があった。 見ると、一階から三階までの吹き抜けが完成している。なんというか、ただただ滑稽な風景だ。 しかし、ポジティブにこれで三階から一階まで階段で降りる手間が省けたと思えば、 「……ありがたいわけねぇだろうがっ!」 叫ぶと同時に立ち上がる。 運動したわけでもないのに息が荒かった。露出しているあちこちの皮膚が裂けたり擦れたり、出血がひどい。この期に及んでまだ僕が新聞を手に持っているのが不思議なくらいの満身創痍だったが、兎にも角にも僕は一旦新聞をポケットにしまう。そして折れた足を無理矢理駆動させ、壁に手を掛けながら保健室へ向かった。 走馬灯のように取り留めない思考が駆け巡り、長いような短いような数分の後、保健室の前に到達する。扉に手をかけ、開けた。 「あれ、直江くん」 さて、雑談好きでアドリブ好きな篠崎さんは、こんなボロボロの僕を見て一体どんな第一声を発するのだろう。心配するだろうか。嘲笑するだろうか。いや、そのどちらでもない気がするけど―― 「もしかして、髪切った?」 「……いや、」 どんなアグレッシブ床屋だよ、と突っ込んで僕は倒れた。 五 「……夢オチだ」 「違うよ」 僕は目を覚ました。 篠崎さんはご丁寧に僕を保健室のベッドに寝かせてくれたようだ。半身を起こして壁の時計を確認すると、どうやら十分弱気絶していたらしい。 当たり前だが十分弱寝たくらいで怪我は完治しない、未だ体のあちこちに疼痛があった。もしかすると病院に行く必要があるかもしれないが、後でいいだろう。 「トイレに行ったんじゃなかったの? なんかすごい音してたけど」 「あぁ、三階に行ったら天井が落ちて床が抜けたんだ」 これは大幅に端折った説明であり、彼女も不審に思ったのだろう。「どういうこと?」と尋ねてきた。 「どういうことも何も、ね」 僕は掛布団を剥ぎ取った。そしてポケットをまさぐり、件の新聞記事を取り出す。しわを伸ばして広げて見せた。一部僕の血が染み付きどす黒く変色していて、おどろおどろしい雰囲気を醸していたが仕方ないだろう。 最初は僕が何を示したいのかわからないという様子で眺めていたが、ある一点で目を留めた。 目を留め――そして。 目を丸くして。 目を白黒させた。 表情が硬く凍り付いて行く。 新聞記事に伸ばしかけていた指先が微かに震えている。 僕は思った。 あぁ――終わった、と。 彼女からすると、若干仲良くなった程度の男から、自分が死んでいるという事実を告げられたのだ。これを僕と彼女との関係の終わりと言わず、何と形容できるだろうか。 達成感いっぱいとはお世辞にも言えない、寝覚めの悪いエンディングだが。 「篠崎さん。君は」 「……言わなくていいよ」 実際、彼女は今どんな気分なのだろう。 知りたくないどころか、想像したくもないけれど。 僕が察するのもおこがましい気持ちだろうけれど。 「……そうか」 彼女は特に取り乱した様子もなく、相も変わらずの鉄面皮で独り言のように呟いた。 「私のせいだったんだね」 学校に来なくなった生徒や教職員。 死んだ両親。 死にかけた僕。 「全部、私のせいだった」 「いや、それは……」 違う、と言い切ることはできなかった。 何故ならそれは、確かに彼女の責任だったからだ。 他の誰でもない。 強いて彼女が悪くないと庇うならば、悪かったのは彼女の運だ。彼女が病死しなければ――きっと皆幸せだった。 「……おかしいなぁ」 それは、被害者から一瞬で加害者に変わってしまった彼女の偽らざる本音だと思う。 彼女自身が周囲をおかしく歪ませ狂わせ曲げたが、意図したわけではなくて。彼女が誰より悪くて罪があるのに、誰より悪くなくて罪がある。 笑う可し、とはとても言えない程に――可笑しい。 「じゃあ、私は死に直すことにするよ」 「待て。君が最初に死んだ時、こうして保健室に取り憑いたよね。だったら、死んでもまた戻ってくるんじゃないか? それじゃ死に直すことに意味がない」 そんな僕の時間稼ぎじみた提言を受け、彼女はゆるりと首を振った。 「いや。もう私が死に損なうことはないよ」 「なぜ」 「私は知っちゃったからね。 存在することの苦しみを。 正直、一刻も早く今すぐにでも死にたい気分だよ」 死にたい――気分。 「私は私を善良だと思ってた。いや、善良が言い過ぎでも標準だと思ってたよ。でもその実、私は醜悪だった。他人の不幸を食い物にして、自分のことしか考えてない生き汚い人間」 僕が今立っているのは、きっといつか誰かが死んだ場所だ。 「僕は生き汚いのを醜悪だとは思わない」 「私は思う。……直江くん。どうして今更私に同情するようなことを言うの? 私とあなたは関係ない他人だし、そもそも私が死んでいると教えてくれたのはあなたなのに」 「……同情なんてしてないさ」 「でもすごく、悲しそうな顔をしてる」 「…………」 「どうして?」 「……僕は」 僕は。 「僕は、君が好きだ」 立ち上がって、彼女の許へ一歩詰め寄る。 「他人の迷惑なんて関係ないだろ? 僕は君と一緒にいられるなら、それでいいと思ってる」 「……男の子に告白されるなんて初めてだよ。でもダメだ」 「昨日会ったばかりだからか? でも、今言わないと取り返しがつかない」 「確かに私とあなたは昨日会ったばかりだけど、私には直江くんが優しいってわかるよ」 「……別に、優しいなんてことは」 「優しいよ。私が醜悪だとしたら、あなたこそが善良。だってそうでしょ? 私はあなたがこの学校に来た経緯なんて知らないけど、とにかくあなたはこの学校に来た。人が来なくなったこの学校に」 来た。 「死んだ筈の私が保健室に取り憑いてる――そんな間違ってる状況を見て、正さなきゃって思ったんだよね」 「違うよ。全くもって的外れだ。僕はヒーローなんかじゃない」 「確かに私から見ればヒーローって役回りじゃないけどね。でも、白墨の生徒や教職員から見れば? 悪者の私を追い出すヒーローだよ。私の両親から見れば? 自分達の仇を討ってくれるヒーローだよ」 「僕には、君を追い出したり討ったりするつもりはない」 「そうだね」 彼女は――笑った。 僕と出会ってから初めて。 「私に好きって言ってくれた。一緒に存在しようって言ってくれた。けど、さ。 甘やかしちゃ、ダメだよ。 私に情が移ったのかもしれないけど、そんなの何の解決にもなってないじゃない。私が存在する限り、他人に迷惑をかけ続ける。それを許しちゃったら、あなたがこの学校に来た当初の目的を果たせない」 「それは、」 違うか? 否。違わない。 僕に彼女を追い出したり討ったりするつもりがあろうとなかろうと、結局僕が今やっているのは彼女を追い出したり討ったりする行為だ。それでいて一緒にいようだなんて、行動原理が矛盾している。 でも。 でも、それでは。 「僕が君のことを好きだっていうのが、嘘みたいじゃないか」 「嘘でしょ。私が死に直すのを防ごうと咄嗟に出た方便。この嘘つき。そういうところが、優しいって言ってるんだよ」 「違う、嘘じゃない」 「嘘だよ」 「嘘じゃ……」 彼女は、泣いていた。 笑いながら、一筋の涙を流していた。 僕の声はデクレッシェンドで小さくなってしまう。 「正直、今の私はあなたを恨んでる」 「恨んで――」 いる。 「死んでいることなんて教えてほしくなかったって思ってる。何も知らないでこの保健室でずっと存在し続ければ、そこそこ幸せだったんじゃないかって。醜悪に醜悪を重ねた八つ当たりみたいな理論だけど、隠さずに言えば私はそんなことを思ってる」 それはきっと――八つ当たりではない。 彼女には僕を恨む権利がある。 自分を優先することは、他人を蹴落とすことと同義だ。それに則って言えば僕は今彼女を蹴落としている真っ最中なのだから、彼女は僕を恨んで然るべきだ。少なくとも僕の方から逆恨みなどをできる道理がない程度には、正当性を持っている。 「でも、だからって昔の私があなたを恨んでいたことにはならないよ。あなたと過ごした昨日と今日は、そこそこどころじゃなく幸せだった。だから私は、その思い出が美しいままでいる間に死に直す」 さよならだよ、と彼女は言った。 「違う形で出会っていれば友達になれた――とか、そんな悲しいことは言わないでね。だって変形するまでもなく、今の形のままで十分友達になってるでしょ」 友達に。 「じゃあ、ね」 そう言って彼女は、僕から一歩後退る。そしてくるりと踵を返し、つかつかと保健室の扉へ近付いていく。相対的に、僕との距離は遠ざかる。 彼女は扉を開け。 保健室を出て。 一瞬僕を見て。 扉を閉めた。 張りつめていた糸が切れたかのように、僕は力なくベッドに仰向けに倒れた。 顔を覆うように両手を当てて、独り言つ。 「振られた……」 僕は君が好きだ。 「嘘じゃ、なかったんだけどな……」 結局、彼女にとってはそれが嘘だろうと本当だろうと関係なかったということだろう。死に直すことが彼女の中で決定していた以上、どの道彼女は絶対に僕の告白を承諾することはなかったのだ。 「やっぱキツいものがあるな……」 しばらくは立ち直れないかもしれない。 ベッドに寝転んだまま目を閉じ、ひょっとしたら眠れるかもしれないという淡い期待を抱いてみたが、そのままの体勢で十分二十分と経っても一向に意識が薄れる気配はない。自分でも思っている以上に、失恋とは堪えるものなのかもしれない。 それでも人生は続く。 どれだけ他人に迷惑をかけ責任を背負い続けようとも、死なない限り逃れることはできない。どころか死んでも罪を犯し続けることになることすらある。 ならば僕は、彼女を踏み台にこれからも生きる。 さよなら篠崎未遂。 さよなら僕の初恋。
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/15788.html
■Soul Link 演出 8 ■関連タイトル DVD Soul Link Vol.1 初回限定版
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/9081.html
ここを編集 ■わんぱく探偵団 作画 2(牛) 14(牛) 23(新) 30(内) ■ナイン2 -恋人宣言- 動画チェック ■ナイン 完結編 動画チェック ■銀河鉄道の夜 作画(江口摩吏介と共同) ■タッチ 背番号のないエース 動画チェック ■タッチ2 さよならの贈り物 動画チェック ■タッチ3 君が通り過ぎたあとに -DON T PASS ME BY- 動画チェック ■紫式部 源氏物語 動画監督 ■陽あたり良好!KA♥SU♥MI 夢の中に君がいた 動画チェック ■関連タイトル Blu-ray 銀河鉄道の夜 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Blu-ray 魔女見習いをさがして Blu-ray「どうにかなる日々」Blu-ray Happy-Go-Lucky Edition 初回限定生産 Blu-rayDisc付き 『ラブライブ! スーパースター!!』「始まりは君の空」【みんなで叶える物語盤】 BEM~BECOME HUMAN~豪華版Blu-ray Blu-ray 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 10th Anniversary Compact Collection Blu-ray ぐらぶるっ! Blu-ray 映画クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者 Blu-ray CHRONO CROSS 20th Anniversary Live Tour 2019 RADICAL DREAMERS Yasunori Mitsuda Millennial Fair FINAL at NAKANO SUNPLAZA 2020 ゴブリンスレイヤー Blu-ray BOX 初回生産限定 グリザイア ファントムトリガー THE ANIMATION 03[Blu-ray] 特装版 ラブライブ! サンシャイン!! Saint Snow 1st GIG 〜Welcome to Dazzling White Town〜 Blu-ray Memorial BOX ゾンビランドサガ Blu-ray BOX 初回生産限定盤 Blu-ray 思い、思われ、ふり、ふられ 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 1st Season 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 2nd Season 完全生産限定版 Blu-ray ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIII OVA Blu-ray 映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日 BD特装版 Blu-ray アズールレーン 三笠大先輩と学ぶ世界の艦船 ぶるーれい Blu-ray 水瀬いのり Inori Minase 5th ANNIVERSARY LIVE Starry Wishes かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 22 OVA同梱版 呪術廻戦 公式ファンブック よつばと! 15 監修 庵野秀明・樋口真嗣など 夢のかけら 東宝特撮映画篇 パラレルパラダイス 13 特装版 アイドルマスター ミリオンライブ! Blooming Clover 9 オリジナルCD付き限定版 美樹本晴彦マクロス画集 軌 わだち― 夜ノみつき 10th EUSHULLY WORKS しらこ画集 ILLUSTRATION MAKING VISUAL BOOK カズアキ画集 Kazuaki game artworks ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ 公式ビジュアルコレクション ぼくたちは勉強ができない 第21巻 音声ドラマ ミニ画集付き同梱版 あいきょう 荻pote作品集 ヒョーゴノスケ流 イラストの描き方 TVアニメ『くまクマ熊ベアー』オフィシャルファンブック 押井守原作・総監督 西村純二監督作品 『ぶらどらぶ』 解体新書公式コンプリートガイド OCTOPATH TRAVELER Design Works THE ART OF OCTOPATH 2016-2020 おそ松さん 3rd season SPECIAL BOOK 描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方 YMO1978-2043 「小冊子・YMO全トラックリスト2021 Amazon限定表紙版」付き To LOVEる -とらぶる- ダークネス FIGURE PHOTOGRAPHY COLLECTION 斉藤朱夏 CALENDAR 2021.4-2022.3 ラブライブ! サンシャイン!! Aqours DOME TOUR COMIC ILLUSTRATION BOOK ラブライブ! サンシャイン!! Aqours COMIC ILLUSTRATION BOOK 2020 Winter イジらないで、長瀞さん 10 特装版 「はたらく細胞」公式アニメ完全ガイド リスアニ! Vol.43.2「アイドルマスター」音楽大全 永久保存版VII アイドルマスター シャイニーカラーズ 3 CD付き特装版 ウルトラマンマックス 15年目の証言録 ウルトラマンZ特写写真集 じじぃ 人生は深いな 冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 上 Flat. ぷよぷよ アートワークコレクション 古谷静佳1st写真集 re START THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER COLLABORATION! Great Journey ウルトラマンゼロ Blu-ray BOX クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 Blu-ray BOX 初回生産限定版 小林さんちのメイドラゴンBlu-ray BOX ゆゆ式Blu-ray BOX スペシャルプライス版 とーとつにエジプト神 Blu-ray 直球表題ロボットアニメ 全話いっき見ブルーレイ 未来ロボ ダルタニアス 一挙見Blu-ray VOL.1 シュヴァルツェスマーケン 全話見Blu-ray ワールドトリガー一挙見Blu‐ray VOL.1 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 魔王プレイボックス 初回生産限定 トータル・イクリプス 全話見Blu-ray Blu-ray Cutie Honey Universe Complete Edition 夜ノヤッターマン 全話いっき見ブルーレイ こみっくがーるず Blu-ray BOX 初回生産限定 Blu-ray 幼女社長 むじなカンパニーセット 初回生産限定 ログ・ホライズン 円卓崩壊 Blu-ray BOX 七つの大罪 憤怒の審判 Blu-ray BOX I Blu-ray 水樹奈々 NANA ACOUSTIC ONLINE 『Dr.STONE』2nd SEASON Blu-ray BOX【初回生産限定版】 魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編 Blu‐ray BOX 今井麻美 Winter Live「Flow of time」 - 2019.12.26 at EX THEATER ROPPONGI - Blu-ray盤 Blu-ray 仮面ライダーゼロワン ショートアニメ EVERYONE'S DAILY LIFE 仮面ライダー一挙見Blu-ray 1号 2号・V3編 仮面ライダー一挙見Blu-ray X・アマゾン・ストロンガー編 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1975-1981 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1982-1986 半妖の夜叉姫 Blu-ray Disc BOX 1 完全生産限定版 裏世界ピクニック Blu-ray BOX上巻 初回生産限定 Levius レビウス Blu-ray BOX【期間限定版】 スーパー戦隊 学研の図鑑 江口寿史美人画集 彼女 アニメディスクガイド80's レコード針の音が聴こえる necomi画集 PHONOGRAPHIC フルーツバスケット アニメ2nd season 高屋奈月 Illustrations 2 彼女、お借りします TVアニメ第1期 公式設定資料集 ドラゴンボール 超戦士シールウエハースZ 超シールガイド ガンダムアーカイヴス『ガンダムビルドシリーズ』編 Angel Beats! 天使画集 Angel Diary PANZER FRAULEIN 野上武志画集 【陸編】 Angel's cage るび様画集 Sweet Dream はすね画集 画集 制服Girl's▼コレクション もりょ作品集 異世界ファンタジーのキャラクターコレクション 劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」公式ビジュアルBOOK アイドルマスター シャイニーカラーズ イラストレーション ワークス VOL.2 Blu-rayDisc付き 八十亀ちゃんかんさつにっき 10 特装版 あんさんぶるスターズ! Ready For Star 2巻 缶バッジ付 Switch エーペックスレジェンズ チャンピオンエディション New ポケモンスナップ -Switch 【PS4】BIOHAZARD VILLAGE PLAMAX 聖戦士ダンバイン サーバイン ノンスケール PS製 組み立て式プラスチックモデル スーパーミニプラ 無敵ロボ トライダーG7 3個入りBOX 魔道祖師 前塵編 完全生産限定版 HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ Ξガンダム MG 機動戦士ガンダムSEED モビルジン 1/100スケール カンチ 青 ノンスケール ABS&ダイキャスト製 塗装済み完成品 ☆赤ver 魔女の旅々17 ドラマCD付き特装版 クリストファー・ノーランの世界 メイキング・オブ・インターステラー BEYOND TIME AND SPACE 時空を超えて るるぶアズールレーン からかい上手の高木さん15からかいカレンダーカード付き特別版 「武装神姫」原案イラスト集 ALLSTARS 機動戦士ガンダム サンダーボルト 17 キャラクターブック付き限定版 とある科学の超電磁砲T OFFICIAL VISUAL BOOK Aqours 5周年記念アニメーションPV付きシングル「smile smile ship Start!」【BD付】
https://w.atwiki.jp/goldmedalit/pages/66.html
ハ 馬名 欧字名 馬名意味 生年 備考 ハイパーディライト Hyper Delight 最高の喜び 2001 P03-4 パイロット Pilot パイロット、水先案内人 2005 ステゴ産 ハギノプリンセス Hagino Princess 冠名+王女 2003 P05-6 ハナヨメノレン Hanayome Noren 金沢の嫁入り道具 2007 P09-10 パブリッシャー Pablisher 発行者 2003 P05-6 ハートオブオーク Heart of Oak 勇士 2002 P04-5 パーフェクトジョイ Perfect Joy 完璧な喜び 2003 ステゴ産 ヒ 馬名 欧字名 馬名意味 生年 備考 ビエンナーレ Biennale 美術展(伊) 2003 ステゴ産 ビクトリーフラッグ Victory Flag 走るたびに勝利の旗を持ち帰ってほしい 2003 ステゴ産 ビッグスマッシュ 1999 P01-2 ピースオブラック Piece of Luck もっけの幸い 2006 ステゴ産 フ 馬名 欧字名 馬名意味 生年 備考 ファストタテヤマ Fast Tateyama 速い+冠名 1999 殿堂 ファリダット Faridat 宝石(アラビア語) 2005 P07-8 ファンドリウェーブ Foundry Wave 冠名+波 2004 ステゴ産 ファンドリサターン Foundry Saturn 冠名+農耕の神(ローマ神話) 2004 P06-7 フィーリングトーン Feeling Tone 情感的調子 2006 P08-9 フウレイカ Fureika 麗しい花。富麗華(中国語) 2000 P02-3 フェアレスジュエル Fearless Jewel 大胆不敵な宝石。華やかに走ってほしい 2003 P05-6 ブエナビスタ Buena Vista 素晴らしい景色、絶景(西) 2006 Rivals フォーシーズンゴー Four Season Go 四季を問わず走って行ってくれるように 2006 メガスタ産 プリンセスゴールド Princess Gold 黄金の女王 2002 P04-5 フレンチクルーラー French Cruller ドーナツの種類。父母名より連想 2002 P04-5 フロリアリア Florialia 花の女神(ローマ神話) 2005 P07-8 プロンタテヤマ 機敏に動く(仏)+冠名 2000 タテヤマ フローレス Flawless 完璧な(ダイヤモンドの鑑定用語) 2000 兄弟 ヘ 馬名 欧字名 馬名意味 生年 備考 ペッシュドール Peche d'Or 黄金の桃(仏) 2006 P08-9 ベッラレイア Bella Rheia 美しい(伊)+ギリシャ神話の大地の女神 2004 コンビ ペパーミントラヴ Peppermint Love ペパーミントのような恋 2006 P08-9 ベルベットロード Velvet Road ビロードのような滑らかな道 2006 P08-9 ペルルデジャルダン Perle des Jardins 黄色のバラ名(和名は金剛) 2005 ステゴ産 ベンチャーナイン Venture Nine 冒険+9 2005 コンビ ホ 馬名 欧字名 馬名意味 生年 備考 ホクトスルタン Hokuto Sultan 北斗+君主 2004 マック産 ポコアポコフォルテ Poco a Poco Forte 徐々に強く(伊) 2005 ステゴ産 ホットカフェ Hot Cafe 熱い、暖かい+冠名 2001 P03-4 ホットチリペッパー Hot Chili Pepper 辛さの強い唐辛子 2007 P09-10 ポリッシュアップ Polish Up 磨き上げた 2007 P09-10 ボレロ Bolero バレエの作品 2000 P01-2 ホワイトペッパー White Papper 白い胡椒 2002 P04-5 ボーテセレスト Beaute Celeste 天空の美(仏) 2004 ステゴ産 ボーリングマシン 1999 P01-2 ホーリーグレイル Holy Grail 聖杯 2005 P07-8 ボールドテイオー Bold Teio 冠名+帝王 2000 P02-3 ボールドブライアン Bold Brian 大胆な+父名の一部 1999 P01-2 ボーンキング Born King 生まれながらの王 1998 応援